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大豆戸FC/大豆戸フットボールクラブ

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OBたちの現在 ~第5回~長澤優芽さん

お待たせしました、OB、OGたちの現在、第5回は、長澤優芽さんの登場です。
1993年4月6日生まれ
現在は、岡山湯郷Belleに在籍している彼女に、大豆戸FCでの想い出と現在をインタビューしました。

経歴
城郷SC (年長~4年)
横浜東(5年)
大豆戸FC(5年~)
日テレ メニーナ(中学、高校)JOC ジュニアオリンピックカップ日本女子サッカー選手権優勝
U17女子W杯準優勝
スフィーダ世田谷(2011~2016)
岡山湯郷Belle(2017年~)

現在は、 なでしこリーグ2部 の岡山湯郷Belleに所属しながら、 保育士もつとめています。

 

【末本】
それでは、大豆戸FCでの想い出を挙げてもらっていいかな?

 

【長澤】
1位:港北区区大会優勝
2位:波崎の合宿
3位:初回の練習体験

波崎の合宿は6年生だけで行き、試合はもちろん 試合と試合の合間にリフティングの技を皆で挑戦したことが印象に残っています。
また宿舎でも皆で盛り上がったことが記憶に残っています。

 

【末本】
昔から試合の合間はフリーにして、子どもたちの時間にするのが大豆戸流だけで、そこでそんな思い出があるんだね。

 

【長澤】
体験会は、私は他のチームに元々入っていたので その日は弟だけが体験するはずだったのですが 何故か自分もやりたくなり、やらせてもらったのを覚えています。 とても楽しくてその日に入りたいとコーチに伝えたと思います。

 

【末本】
大豆戸FCで学んだこと、何か今に繋がっているようなことはありますか?

 

【長澤】
今つながっていることとして、 公式戦の前にメンバーと背番号が発表されることですね。
今までのチームではそのような経験をしてこなかったので新鮮でした。

 

【末本】
当時から公式大会にはメンバーを選んで連れていくやり方をしていてその際は、このような発表の仕方をしたんだけど、初めてで新鮮だったんだね。

 

【長澤】
「改めて試合に出たい」
「メンバーに入りたい」
「男の子達に負けたくない」という気持ちだったり
「試合でも勝ちたい」という気持ちを持たせてもらいました。

 

【末本】
メンバーに入る子も入れない子も同じ時間を共有することの意味。
賛否両論あるけれど、優芽の 心に火をつけることができたのなら、大成功だったね(笑)

さて、現在は なでしこリーガーと保育士いう立場ですが
やり甲斐をどのようなところに感じていますか?

 

【長澤】
たくさんのサポーターやファンのいるスタジアムでできる幸せや応援してもらえる喜びを感じながらサッカーができることは当たり前ではないし、誰もが経験できることではないので、この中でサッカーができることや保育士をやっている中で子ども達や先生方にも「先生、練習、サッカーがんばってね!」と言ってもらえていつもパワーをもらっています。

まだまだできていませんが、 サッカーでたくさんの人たちの想いや期待に応えられる、恩返しできることがやり甲斐だと感じます。

 

【末本】
たくさんの人たちの想いや夢を背負ってサッカーができる幸せ、これはサッカー選手ならではのやり甲斐。
それを楽しんでいるように感じるね。

最後に現役の選手へのメッセージ をください。

 

【長澤】
高校生の時にずっと呼ばれていた代表合宿に一度だけ呼ばれなかった時がありました。

その時には「もうW杯メンバーには入れない」と考えがマイナスの方向にしか向かず、ある人に相談しました。
その方からもらった言葉で「継続は力なり」がずっと私の中にあります。
上手く行かなくて悩んだり、落ち込んだ時にこの言葉をおもいだしてはここで諦めたら、努力を辞めたら、何も残らない。

サッカー以外でも保育士の資格を取るために専門学校に通っていましたが、サッカーをやりながらたくさんの実習や課題があり、大変で辛かったこともありましたが、それを乗り越えての今があります。
継続して何かに必死に打ち込めることはこれから先にもきっと繋がっていくと思います。

今を大切に!サッカーをおもいっきり楽しんでください!!

 

【末本】
経歴だけをみるとすべて順調にいっているように見える中で、挫折や失敗がありました。

そんな時こそ成長の時とすえて、出会った言葉を大切に、それを乗り越えた優芽。
また、サッカーだけでなく、保育士資格も同時に取得するのは本当に大変なことだったと思います。
この過程は、まさに中学生、高校生に読んでほしい内容です。

ORではなく、AND だと。両方することで相乗効果に繋がるのだと。

今日は、忙しいところありがとう!
また横浜に帰ってきたら、ボールを一緒に蹴りましょう!